地方創生の中身とは?

2016年02月25日

首相官邸から地方創生の資料が公開されています。
【外部リンク】 まち・ひと・しごと創生

地方創生の基本は、首都圏に集中した人口を地方に徐々に移して
雇用・産業を作り過疎化した地方を活性化させることです。

この考え方自体は良いものと考えていいと思います。

今回は下のリンクの資料を見て解説していきたいと思います。
【外部リンク】 まち・ひと・しごと創生総合戦略 (2015改訂版) 全体像

図1
サンプル
ここに書いてある人口減少についてですが、 数字は書いてあるのに原因を書いていません。
原因は明らかに結婚の数が減っているのに何故書かないのでしょうか?

他は大体書いてあることに気になる点は無いのですが、
「一億総活躍社会の実現とTPPを踏まえた対応/「総合戦略」改訂と広報周知」
と書いてあります。
TPPの条文を見れば解かりますが、地方創生を阻害する項目ばかりです。
ここで矛盾をしていることは覚えておきましょう。


図2
サンプル
色々ぐちゃぐちゃ書いてあって読みにくいですが、 この図で気になるところを抜粋します。

1.地方に仕事をつくり、安心して働けるようにする
この項目の中に正社員との記載はありません。 雇用といっても派遣や契約社員など様々なので注意ですね。

2.地方への新しいひとの流れをつくる
政府機関の地方移転はニュースにもなっていましたね。 これについては悪いとはいいません。

3.若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる
1億総活躍~と被っている内容です。 この文面からだと、女性に子育てをしながら働かせたいのが見て取れます。


図3
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本当に安倍内閣は3本の矢シリーズが好きですね。

情報支援の矢
ここに記載されているRESASについては当サイトでも紹介していますのでご覧ください。
地域経済分析システム(RESAS(リーサス)

人的支援の矢
地方創生リーダーって何でしょうね?
これは公務員なのか民間なのかわかりません。
ちなみにコンシェルジュとはホテルの職域の一つです。

財政支援の矢
この項目自体は問題はないでしょう。

しかし図の下に書いてある項目は問題です。
国家戦略特区制度、社会保障制度改革、地方分権、規制改革等との連携
これらは当サイトでも紹介していますが、まず言える事がありますね。
それは「外国人」を重要視していることです。

つまり、この地方創生とは

外国人も使って行う政策でもあるわけです。




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